副業について調べて、
考え方も理解して、
「続けることが大事」なのも、もう分かっている。
それでも、
いざ始めようとすると、少し手が止まりませんか?
- じゃあ、最初に何をすればいいんだろう
- このやり方で、本当に合っているのかな
頭では分かっているのに、
体が動かない瞬間。
実はこれ、
副業初心者の多くが最初にぶつかる壁です。
そして安心してほしいのですが、
これはあなたが怠けているからでも、
覚悟が足りないからでもありません。
単純に、
最初の一歩が「まだ具体になっていない」だけなんです。
僕自身も、まったく同じでした。
副業のロードマップを理解して、
30日の行動設計も頭では分かっている。
それでも、
「今日これをやった」と胸を張って言える一歩が、
なかなか踏み出せなかった。
だから今回は、
テクニックの話もしませんし、
「これをやれば稼げる」という話もしません。
この記事では、
僕が副業で最初の30日間にやって
「これだけはやってよかった」と心から思えたこと
を、できるだけ正直に書きます。
派手な成果はありません。
遠回りだった部分もあります。
それでも、
あの一歩がなかったら、
今もきっと迷い続けていたと思います。
もし今、
- 分かっているけど、まだ怖い
- 動きたいけど、決めきれない
そんな状態なら、
この記事はきっと役に立ちます。
読み終わるころには、
**「今日やる、たった一つ」**が見えているはずです。
第1章|副業初心者の僕が、最初にやった“たった1つのこと”

結論から言います。
僕が副業を始めるとき、
最初にやったことは、
「稼げそうなこと」を探すことではありませんでした。
もっと地味で、
正直に言えば、
「そんなことで意味あるの?」
と思われるようなことです。
それは、
副業をやる「時間」と「場所」を、先に決めたこと。
たったこれだけでした。
当時の僕は、
- 副業について調べる
- ノートにメモを取る
- 「よし、やるぞ」と思って満足する
そんな日を、何度も繰り返していました。
いざ時間ができても、
- 今日は何からやろう
- これ、今やるべきかな
と考えているうちに、
気づけばスマホを触って一日が終わる。
今思えば、
行動できなかった理由は、
やる気がないからでも、
能力がないからでもなく、
「決めることが多すぎたから」
でした。
そこで僕がやったのは、
作業内容を決めることではありません。
- いつやるか
- どこでやるか
この2つだけを、先に固定しました。
例えば、
- 平日の夜、22時から30分
- ダイニングテーブルに座ったら、副業の時間
この程度の、
誰にも評価されない決めごとです。
でも不思議なことに、
これだけで
「今日は何をしよう?」
と悩む時間が、ぐっと減りました。
第2章|正直に言うと、最初はほとんど何も進まなかった

ここまで読むと、
時間と場所を決めたら、うまく回り始めた
そう思われるかもしれません。
でも、現実はもう少し地味でした。
正直に言うと、
最初の数日は、
ほとんど何も進んでいません。
机に向かっても、
- 何を書けばいいか分からない
- これで合っているのか不安になる
- 5分で集中が切れる
そんな時間ばかりでした。
「これ、本当に意味あるのかな」
「こんなペースで、何か変わるのかな」
そう思ったことも、何度もあります。
でも後から分かったことがあります。
それは、
「進んでいない」と感じていた時間も、
実は“準備”になっていたということです。
副業を始める前の僕は、
- やるか、やらないか
- 正解は何か
この二択で考えていました。
でも、机に向かい続けてみると、
- 今日は集中できない日
- 今日は少しだけ触れた日
そんな“濃淡”があることが、
当たり前だと分かってきます。
何も生まれていないように見える日も、
- 副業の時間を確保した
- 手を止めずに向き合った
それだけで、
以前の自分とは少し違っていました。
もしこのとき、
成果が出ないからやめよう
と判断していたら、
今の僕はこの記事を書いていないと思います。
第3章|それでも「やってよかった」と思えた理由

最初の30日間を振り返って、
正直な感想を言うと、
「すごく成長した!」
「人生が変わった!」
…そんなことはありません。
でも、それでも僕ははっきりと、
「あの一歩は、やってよかった」
と言えます。
理由は、とてもシンプルです。
①「やろう」で終わらなくなった
以前の僕は、
- 副業に興味を持つ
- 調べる
- 分かった気になる
ここで止まっていました。
でも、
時間と場所を決めて机に向かうようになってから、
「やろうと思っている自分」ではなく、
**「もう始めている自分」**に、
少しずつ変わっていったんです。
②「続けられない自分」を責めなくなった
何も進まない日が続くと、
以前の僕はすぐにこう思っていました。
- やっぱり向いてないんだ
- 自分は続けられない人間なんだ
でも、
机に向かうことを“習慣”として捉えるようになると、
- 集中できない日がある
- 進まない日がある
これは失敗ではなく、
ただの波だと考えられるようになりました。
「今日はダメだった」ではなく、
「今日はそんな日だった」。
この切り替えができるようになったのは、
かなり大きな変化でした。
③「次に何をすればいいか」が見えるようになった
一歩踏み出す前は、
「副業」という言葉だけで、頭がいっぱいでした。
でも、実際に動き始めてみると、
- 次はこれをやろう
- 明日はここを少し直そう
と、
考える対象が、具体的になっていったんです。
最初の一歩が、
次の一歩を連れてくる。
副業って、
そういうものなんだと、
このとき初めて実感しました。
最終章|副業を始めたいけど、まだ一歩が怖いあなたへ

ここまで読んでくれたあなたは、
- 副業に興味がある
- 続けることの大切さも分かっている
- でも、最初の一歩が少し怖い
そんな状態だと思います。
それは、
あなたが慎重で、真面目だからです。
勢いだけで始めて、
すぐに辞めてしまう人よりも、
よほど「続く可能性」を持っています。
だから、
無理に大きな一歩を踏み出す必要はありません。
今日やることは、
- 時間を決める
- 場所を決める
- 机に向かう
それだけで十分です。
何かを完成させなくてもいい。
成果が出なくてもいい。
「やめなかった」
それだけで、今日は合格です。
副業は、
特別な才能がある人だけのものではありません。
ただ、
続けた人だけが、
「続けてよかった」と言える世界
です。
もしこのあと、
「じゃあ明日、何をすればいいんだろう?」
と迷ったら、
次の一歩を具体にした記事も用意しています。
👉 副業初心者が「最初の1万円」を目指すための30日行動ロードマップ
(※ 今日やることを、30日分に整理しています)
焦らなくていい。
比べなくていい。
完璧じゃなくていい。
あなたのペースで、
一歩ずつ進めば大丈夫です。

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